須田研究室 / Suda Lab
静岡大学 大学院工学専攻 電子物質科学コース
エネルギー固体界面工学 / Energy Materials and Interface
Energy-Related Solid-State Materials and Interfacial Engineering
須田研では,固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell, SOFC)をはじめ,酸化還元反応が機能を発揮するセラミックス材料やシステムを開発しています。例えば,SOFCでは固体/固体の 界面をどのように最適化し活性の高い反応場を構築するのかが大きな課題です。そのような酸化還元反応場を制御することで,優れたエネルギー・環境材料等を開発するために,材料設計、作製プロセス、評価解析の3方向から研究を 進めています。
We have developed “Redox Materials and Redox-originated Systems" such as solid oxide fuel cells (SOFC), seawater electrolysis system for innovative CO2 storage or utilization, and chemical mechanical polishing (CMP) for ultra-smooth surface of glass, sapphire and other difficult-to-machine materials.
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- 料理は化学 その2/ Cooking is Chemistry Part2
家で時々パスタを作って食べます。よく食べるのは、ペペロンチーノでしょうか。
イタリアンシェフの動画などで、おいしいレシピなど紹介していますが、
その際必ず出てくる言葉・・・”乳化”です。
乳化とは水と油のように本来は混ざり合わないようなものが均一に混ざり合う現象です。
”オリーブオイルでニンニクを炒め、パスタのゆで汁を加えてよくかき混ぜ乳化する。”
ということですが、さて乳化の様子はどうか実験してみました。まず、オリーブオイルと水をよく攪拌する。直後と5分後の画像がこちら
攪拌直後はきれいに乳化していますが、ものの5分で分離してしまいます。こうなると
パスタは脂っぽくなりおいしくありません。
いやまて・・・ペペロンチーノはニンニク必須 もしかしてこれが乳化剤の働きを
していたりして・・・と思い同様な実験をおろしニンニクを加えて実施しました。うーん 同様に5分程度で分離してしまいました。
レシピ動画で、パスタのゆで汁を使って乳化すると言っていたような・・・
上記の実験液に小麦粉少々加えて加熱し同様な実験を試みました。5分経過後もあまり分離は進んでいません。なるほど、パスタの茹で汁を
使うことで、小麦粉の成分が乳化剤の働きをするのではないでしょうか?
とはいっても、多少分離は進んでいます。おいしいパスタを作る際は、
パスタ投入直前によくかき混ぜて乳化を促してからパスタを投入してくださいね。 - 研究室で家庭菜園 / Carrot & Tomato
先日、研究室の冷蔵庫を掃除している際に、すっかり存在を忘れられていた人参が出てきました。捨てるのは勿体ないということで、バケツをプランター代わりにして育ててみることになりました。人参だけでは少し寂しいのと、葉ばかり成長して肝心の可食部分である根はあまり成長しないらしいとの事なので、ミニトマトも植えてみることにしました。
日曜日に近所のホームセンターの園芸コーナーを覗いてみたものの、野菜の苗はほんの一角に追いやられていて、ミニトマトの苗は既に売り切れていました。売り場の9割以上が花類で占められており、時期的に厳しいのかなと感じました。他にも園芸店がいくつかあるので、時間を見つけてそちらでも探してみるつもりです。
また何か進捗があれば、こちらでご報告致します。