虹?/Rainbow?-Circumhorizontal arc-

5月も中旬に入り、新緑の眩しい季節になりましたね。

花粉症も完全に終息を迎えたので、先日、布団とクローゼットの冬物整理をすることにしました。

その日の昼頃、家族全員分の布団や洗濯物と格闘すべくベランダに出ると、視界に七色の光が飛び込んできました。

こんな昼間に虹?しかも上下逆?と疑問に思いつつ、冬物整理を試合放棄して、消えてしまわないうちに・・・と家の外の広い場所で撮ったのが上の写真です。

本当はもっときれいに見えたのですが、写真に収めるのは実験サンプル以上に難しかったです。

さてこの虹、調べてみると「環水平アーク」というものらしいことが分かりました。
太陽の高度が高い時間帯に、空の上層の雲の中にある‘向きの揃った氷の結晶’に太陽の光が入射・屈折・分光することで、太陽と地平線の間に逆向きの虹が見えるようになるんだそうです。

それほど珍しい現象ではないようなのですが、は見るのは初めてで、面白いものが見られたことになんだか嬉しくなってうきうきして冬物整理を進めることができました。

それ以降、また何か見えるかな?と何度となく空を見上げているのですが、やはり狙って見つかるものではないですね。
また偶然の出会いを心待ちにしたいと思います。