最も興奮し恐怖した日/My most scary and excited day

先日、富士市のある場所に行ってきました。

そこは、その人の勇気が大いに試されるところでした。

強制的に呼び起こされる原始的な恐怖がその身を硬直させ、脚を震え上がらせ絶望させる、と同時にその恐怖に打ち勝った時には最高のスリリングな体験を味わえる場所でした。

その名も、「バンジージャンプ」。

もともと高所恐怖症な私でしたが、一度は体験してみたいと思っていたため、友達を道ずr..仲間に誘ってチャレンジしに行きました。

車で向かう途中は何の心配もなかったのですが、車が山道に入り、道をくねくねと進んでゆくと少しずつ体が緊張し始め、鼓動が少しずつ早くなっていくのを感じました。

到着して橋の高さを確認すると、「え、この高さから飛び降りるの?」などと今更ながらにうすらわらいしかできなるこの顔。

誓約書を書き、体に安全装置を付け、いざ橋に移動すると体に緊張しか感じなくなり、気分が高揚するのと絶望感が同時に沸き上がりました。

ついに橋の上から飛び降りるとなった直前の靴の前半分を台の外に出した時には、過去最大の恐怖心が体を包みこみ、下を見ずにはいられなくなりました。

しかし、勇気を出してジャンプした時には体中が高揚感で満たされ、目が覚めたようなスッキリとした気分になりました。上に引っ張り上げられた後には、やってよかった!、と同時にもうしばらくは飛ばなくていいや、と思いました。